カテゴリー ‘お出かけ’

ようやく手の届くところまで近づいた・・・かな?

こんにちは。3.11に続き、不幸なことに我が国から遠く離れたトルコ東部でも、先日、相当大きな規模の地震が起きてしまいました。加えて1週間ほど前から連日報道されているタイでの大洪水・・・自然の猛威になすすべのない我々の無力さを痛感するとともに、自然界に対しての人間の存在がなんと小さいことかと、今さらながら思い知った次第です。

被災した方々に、謹んでお見舞い申し上げます。

さて、先週私は、滋賀・長浜市で開催された「びわ湖環境ビジネスメッセ」を観てまいりました。

このイベントは以前本ブログでも紹介したとおり、環境に関する様々なビジネスや試みを行っている企業・団体・教育機関等が一同に会する、大きなイベントです。

今回、私が注目していたのは、今話題の電気自動車2車種+近日発売予定の商用ワゴン1車種の、実車展示と試乗が体験できる企画。


日産自動車(株)「LEAF(リーフ)」

三菱自動車工業(株)「i-MiEV(アイミーブ)」

そして同じ三菱「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」

「i-MiEV」に関しては一昨年のこのイベントでも試乗し、その際の本ブログにてその印象を記していますので、こちらをご覧ください。ただし2年前と変わったのはその価格。2011年10月現在ですと¥2600000(補助金受領分は含まず。以下同)からとなり、オプション扱いの急速充電機能を足して¥2652500から購入できるようになりました。

次に「LEAF(リーフ)」。こららは試乗を含め、初めてじっくりと見てきました。「i-MiEV」は三菱の方曰く『まずはお求めやすい価格で販売することを重要視した』ためか、軽四輪車「i」をベースに、ほぼ同じエクステリア/インテリアで作られていますが、こちら「LEAF」はこのクルマのために一から設計され、さらにデザインも凝っています。


どうですか、このヘッドライトの形状。カッコいいですよね。
続いて車内ですが、高級車並みに贅沢かつしっかり作り込まれている印象を受けました。もちろん乗り心地も、電気自動車の強みである抜群の静粛性とスムースな加速性能とがあいまって、至極快適で気持ちよかったです。ただしこちらは「i-MiEV」より価格は高くなり、¥3764250からとなります。

そして、電気自動車では初の商用車、三菱「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」。こちらはまだ未発売(今年12月発売予定)で、この日持ち込まれていたのは試作段階のものだったため、残念ながら試乗はできませんでした。


ダッシュボードやシフトレバーは、電気自動車ですので当然表示内容やデザイン、機能は異なります。詳しくはコチラを↓

これだとウチの仕事用として使える!ということで、私にとって最も導入しやすい、現実的に検討に値する(!?)電気自動車でしょう。価格は下位モデルが補助金を引いた額が約¥1700000(予定)からと、かなり求めやすいところになる模様。ただし、こちらも現行の軽ワゴン車「ミニキャブ」がベースですから、インテリアや乗り心地はそれなり・・・かもしれません。

とは申せ、最新のテクノロジー満載の、環境にもコストにもやさしく、そしてなにより、私が子供の頃にはのりもの図鑑などでしか見ることができなかった電気自動車が、すぐ手の届くところまで来ていることをあらためて実感しました。あとは、急速充電機などのインフラの充実と、バッテリーのさらなる性能向上(ミニキャブ・ミーブの下位モデルの一充電走行距離は約100キロが目安とのこと)、そして一層の低価格化が待たれるところです。

今後はもっと、こうした電気自動車が我々の身近で見る機会が増えるかもしれませんね。

2011/10/28 05:39:55

秋に咲く桃色の花

お久しぶりです。先月末くらいから空気が入れ替わったようで、秋らしい気候になってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

9月は、敬老の日やらお彼岸やらでバタバタとしていて、結局本ブログの更新ができませんでした。今月はその分頑張って、なんとか2回は記事を掲載しようと考えています。ご期待ください。

というわけで、今月1回目は、軽い内容の記事を。

先日、所用で手柄山中央公園を訪れた際、満開のコバノランタナの花が風邪にフワフワとそよいでいる姿が美しかったので、デジカメの動画機能を使って撮ってみました。

※音(BGM)が出ます。下のリンクをクリックする前にお手持ちのパソコンの音量を調節してください。

風に揺れるコバノランタナ

これを見るかぎりは、ほんのちょっとしかそよいでいないし、手ブレもはいっていますし、さらにはたった19秒の動画ですから「何これ?」と思われるかもしれません。とは申せ、とりあえず本ブログ初の動画アップ!ということで、ご容赦を。ご覧くださった皆さんが季節の移ろいなどをお感じになり、少しでも和んでいただければ幸いです。

ところでこのコバノランタナ、以前紹介したランタナの仲間です。名前にあるとおりこちらのほうが葉が小さく、また茎がとても長く育ちますが、ランタナより細いです。ですから長く徒長させれば、こぼれるような茎姿になって存在感もあります。

花色は動画のピンクと、白、黄色あたりがポピュラー。以前の記事ではランタナを夏の花としてご紹介したように、このコバノランタナも真夏にも開花します。ですが、今時分、つまり秋風が吹くころになると、この花がいっそうきれいに見えるような気がするのは私だけでしょうか。さらに気温が下がるにつれ、葉の色が赤っぽく変化していくのも風情があり、それも含めれば晩秋まで楽しめるでしょう。

あと育て方ですが、それほど手間はかからない部類だろうと思います。ただし根張りがたいへんいいので、小さめの植木鉢に植える場合は水切れにご注意を。花壇植えならその心配はある程度減りますが、抜き取る時は大変かも。

*    *    *

ところで今回の企画にあわせ「ユーチューブ」のアカウントもせっかく取ったので、以後は動画も時々お楽しみいただこうと考えております。次はもっと見応えのあるものをご用意できればいいですね。

2011/10/06 12:52:48

冬は“新”新快速に乗って(びわ湖のヨシ刈りボランティアへ)

こんにちは。お久しぶりです。

昨日、こちら姫路では昼過ぎからかなり大粒の雪が降り始め、積雪はそれほどではなかったものの、外は冬景色。というわけで画面左側のウチの店舗画像を、昨日撮ったものと入れ替えてみました。どうですか、けっこう降っているでしょ?雪深い地域にお住まいの方々にとりましては「何だこんなくらいで大げさに」とお感じになるでしょうが、ここ姫路でこういう風景はたいへん珍しいです。

さて、年が明けてから1ヶ月以上もご無沙汰していました。これではブロガー失格ですねー。それにほかの加盟店の皆様やChappe様も、ここにきてけっこうアップされてますし。すっかり遅れをとってしまいました。

というわけで今年一発目、かつ、久々のアップとなる今回は、得意の“滋賀ネタ”をガツンといってみましょう。

一昨年に訪れた長浜市でのイベントで見知った滋賀県内のある企業様から「ヨシ刈りのボランティアに参加してみませんか」と誘われ(ダマされ?!)、2月13日早朝の電車に乗って、近江八幡市へ。

6時50分頃のJR姫路駅です。夜明け直後といったところでしょうか。日曜日ということもあり、ホームで電車を待つ人々もまばら。冬本番の2月上旬ですから当然寒かったですが、雪は降っていませんでした。

電車に乗り込んでからは、さすがに朝早かったのですぐに眠ってしまい、車窓からの風景を撮ることができず・・・ようやく目覚めたのがたぶん山科あたりでしょうか。大津-草津を通過し、野洲に着いたあたりからうっすらと積雪が見られるようになり、野洲を出たころには雪が宙に舞っていました。

姫路から電車に揺られること約2時間10分ちょっとで近江八幡駅に到着。ここからこちらの地元の知人と合流し、彼のクルマに同乗し今回参加する「ヨシ博(ヨシ刈りボランティア)2011」の開催地、西の湖(詳しい解説はコチラをクリック)へ向かいました。

場所はここ

現地近くに到着した頃から雪の勢いが強まり、下車した直後はご覧のような風景が眼前に。

知人が悪天候を心配して主催者に問い合わせたところ『予定通り行います』との返事だった、と言うので、覚悟して身繕い(長靴に履き替える、作業用手袋やら防寒着やらを着用する)をしたのち、集合場所「B&G海洋センター」に移動。参加受付をすませ、10時頃より主催者や賛同企業の代表者の方々のあいさつ、説明・・・etc.この時の様子↓

この間が、私にとってこの冬いちばん寒い経験となったと思います。なにせ私、普段は瀬戸内の温暖な気候の恩恵を一身に受けて暮らしているばかりか、元々がインドア指向の出不精ですので、この天気はキツかったです。

その後、ヨシ刈りに使用する鎌や刈ったヨシの結束用のひもを借りたのち、いよいよ広大なヨシ原へ。

私はヨシを間近で見たのは今回が初めてだったのですが、この時季のヨシは冬枯れし、長さがだいたい3メートルくらい、太さは大人の指ほど。茎の中は空洞で、鎌で比較的簡単に刈りとることができます。

が、群生するヨシの本数たるや半端ではなく、この日私の目算では約200人から300人程度の参加者がいたと思われますが、今回の作業で刈ったのは西の湖のヨシのほんの一部。ただ作業を開始してからは徐々に雪はおさまり、お日さまが顔を出すほどまで回復したことは幸いでしたが。

こうして刈り取られたヨシは地元の環境団体によって選別・保管され、葦簀(よしず)をはじめとしたさまざまなモノに加工されるそうです。そうそう、作業後に近隣住民の方々に振るまって(フリーチケットのようなものをいただき、それとさまざまな食べものと交換できる)くださった食べものの中にも、ヨシを混ぜ込んでつくられたといううどんやらケーキなどがあり、味はいずれも少々青っぽいというか、香ばしい風味がするというか・・・とにかく「ヨシ入ってます!」と主張してくる味、という印象でした。

とは申せこの日は、何度も記しますがたいへん寒く、暖かい飲み物や食べ物をいただいてもすぐに冷めてしまいました。さらに長いこと寒い目に遭っていると思考も鈍ってくるようで、いろいろな催しものやらお土産の販売も行われていたようですが、あまり内容を覚えていません。この日のイベントを盛り上げようと、いろいろと企画されていた地元の方々にはまことに申し訳ございませんが・・・

それでも、こういう身体を張った(!)ボランティア/エコ活動にそれまで参加したことがなかったうえ、はるばる姫路からやってきた私にとっては、見るもの聞くものすべてが新鮮な体験で、初めてお会いした方々とともに汗を流し、「お疲れさまです」といった言葉を交わすのもよい気分でした。機会があればまた参加したいものです。ただし欲を申せば、もう少し気候がいい時に、ね。

そして帰路、たまたま乗った電車は在来線の新型車両でした。

なんでも「225系」と呼ばれるそうですね。

去年の12月から運行されているのですか。普段電車にほとんど乗らない私は、こんな電車があったことなどぜんぜん知らず、独りはしゃいでデジカメのシャッターを押していました。暖色系でまとめられたインテリアがいい感じです。ただ夏場だと暑く感じられるかも。シートは旧型より少々かために感じられ、私にとっては好みといえるものでした。

天井の中吊り広告のあいだには、こんなディスプレイも設置されています。

左側は路線図と現在位置、右側はCMが流れていました。これのおかげで、多少は車内で退屈せずにすむかもしれません。今後のコンテンツ充実に期待しましょう。

途中某所で下車して寄り道したこともあり、姫路駅に着いたのは日も暮れた午後7時15分頃。

たっぷり1日かけてのお出かけ、プラス肉体労働でそれなりに疲れましたが、盛りだくさんの内容で楽しかったです。

最後に、なぜヨシを刈る必要があるのか?ヨシが自然・環境にどのような影響を及ぼしているのか?を説明したウェブサイトをご紹介しておきます。もし、本ブログや以下にご紹介するサイトをご覧になり、こうした活動にご賛同されましたら、次のヨシ刈り現場でぜひお会いしましょう!

(株)コクヨ工業滋賀

(『リエデン・プロジェクト』の青いバナーをクリック)

(財)淡海環境保全財団

(『ヨシってな~に?』コーナーへどうぞ)

(株)伊藤園

(琵琶湖の現状ー琵琶湖の水質保全に役立つ『ヨシ【葦】』のはたらき)

2011/02/16 12:27:15

北九州・旧松本家住宅訪問

お久しぶりです。すっかりご無沙汰していました。ここまで更新が遅れてしまったことに、とくに理由はないのですが・・・ずいぶんと怠惰な日々を過ごしていたということでしょうか。

これからは心を入れ替えて、もっとこまめに更新できるようがんばります。

さて久々のアップとなる今回は、豪華でアートなネタをご用意してみました。と申しますのは先月末、はるばる福岡県・北九州まで、ある建物を観に行ってきましたので、その見聞録をご紹介いたします。

その建物とは、北九州市の中部・戸畑区にあり、かの地で石炭業を興し明治期に巨万の富を築いた松本健次郎によって、明治41(1908)〜45(1912)年にかけて、家族の住居兼迎賓館として建てられた「旧松本家住宅」

設計したのは辰野金吾。東京駅や日本銀行本店、旧第一銀行神戸支店(現・神戸市営地下鉄みなと元町駅)などを手がけ、“辰野式”という独自のスタイルを確立したことで知られる、明治期の建築界の巨匠です。

JR戸畑駅からバスで15〜20分ほど行き、やはり前出の松本健次郎が創立したという学校「明治学園」の前のバス停「明治学園前」にて下車。そこから南西を向き、「夜宮公園」という、広々とした丘陵地に広がる公園のなかをしばらく歩くと、お目当ての「旧松本邸」が現れます。

周辺の地図は→コチラをクリック

ちなみに私が訪れた10月30日(土)は、ちょうど「明治学園」の創立100周年ということで記念式典と学園祭が行なわれており、バス停の周りは多くの正装された方々で賑わっていました。

話を「旧松本邸」に戻します。ここはいつ訪れても中に入ることができるわけではなく、春/秋のそれぞれ数日間にわたる公開日のほか、結婚式場として、また当館の管理団体が主催する各種イベント(食事会など)に参加する、などといった場合にのみ、入館することができます。今回私が行ったのは、秋の公開日として設定されていた2日間のうちの1日。

とは申せ、公開日だからといきなり現地を訪問して入場料を払って・・・では、入ることはできません。事前に戸畑区役所の担当課に申し込みをし、許可をいただく必要があります。私も今回、訪問するひと月前に往復はがきを出し、約1週間待ったのち、ようやく観覧OKの返事が届きました。

そうまでして、さらにここ姫路から遠く離れた北九州市まで足を延ばしてまで観たかった理由、それはこの建物の外観、内装、そして家具にいたるまで、日本では非常に稀なアール・ヌーヴォー様式によって統一され、もともと私自身、建物〜絵画〜工芸品などにまでおよぶアール・ヌーヴォー芸術が好きだったから。数年前にある美術書でこの建物のことを見知って強い興味を抱き、以来ずっと訪問のチャンスを待ち続け、今回ようやく自分のスケジュールを空け、旅費もなんとか捻出することができました。

幸い一般公開日中は敷地内・館内はカメラ撮影自由。ではここからは、私が当日撮ってきた画像をご覧いただきながら、この「アール・ヌーヴォーの館」を案内いたしましょう。

まず外観。

堂々としたなかに、随所に曲線を散りばめることで、やわらかな存在感があります。

そして玄関を入ると・・・

色鮮やかな花々が出迎えてくれました。お花だけでなく、下の花台もいい感じ。このお館と同じく、年季が入ってそうですね。

さて内部。

木をふんだんに、かつさまざまな形状へと加工されて使われていることにまず圧倒されます。柱といい壁枠といい、なんとも贅沢な造り。どうやってこんな形に切り出すのでしょうか。

さらにこの館のすごいところは、そこここに様々な“作品”がさりげなく配置され、華やかさを添えていること。たとえば、

これは食堂のドアの上の飾り絵。何と油彩!さらにこうした絵が計5枚掲げられ、それらすべて絵柄が異なっている凝りよう。そして、

こんなステンドグラスも階段の窓にはめ込まれていました。ブドウと雲、鳥による画面構成、そして紫/緑/茶/白の色使いが巧みです。これらを手がけたのは、洋画家・工芸家の和田三造。若年期に描いた油絵「南風」は、学校の美術の教科書にも載っていた記憶があります。ちなみにこの方、こちら兵庫県の出身(現・朝来市)。

さらに、

2階にある和室の暖炉のまわりにはには日本画が。和室の暖炉というだけでもユニークですが、さらにこうした植物画がはめ込まれ、エキセントリックな雰囲気すらあります。これらを描いたのは日本画家、高島北海によるもの。こうした細密な植物画を得意とし、また政府のお役人としての顔も持つ、多芸多才なお人だったとのこと。

あと上でも述べましたが、置かれた家具はもちろんのこと、内部の細かい意匠、さらに据え付けの器具などにも、いちいち凝った細工が施され、建物全体がまるごと芸術作品といった趣でした。以下にいくつか画像を貼っておきます。

さらにこの松本邸には、ここまでご紹介してきた『洋館』のほか、お隣に別棟で『日本館』なる純和風のお屋敷もあるのです。

こちらのほうも見どころ満載だったのですが、同じようにとりあげればさらに長くなってしまうのでやめておきます。ただ、この『日本館』内に掛けられていた一幅の掛け軸が妙に私の心をとらえたので、こちらのみご紹介させてください。

ワシントンヤシの幹と葉の特徴を押さえつつ、うまく画面におさめています。水墨画風のシンプルなタッチも新鮮ですね。作者名は聞いてこなかったのですが、職業柄「こういう見方もあるのか」としばし感心して見とれていました。

いかがでしたか。この魅力溢れる「旧松本邸」の素晴らしさを、本ブログをご覧いただいた皆様にお伝えできれば幸いです。今回は記事アップが久々だったこと、それにいいネタを仕入れたこともあって、文章/画像/リンク、いずれもたっぷりのボリュームでお届けしました。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。

なおこれまで長いことお休みしていましたので、その間に他のネタもいろいろ準備しています。ですから年内にあと3回程度の更新ができればと考えていますので、ご期待くださいませ。

2010/11/17 10:54:24

「ルノワール展」@大阪・国立国際美術館

こんにちは。今日から6月。ここ数日はようやく日中の気温が上がり、初夏らしい気候になってきました。でも日が暮れてからはぐっと冷え込み、半袖ですとまだ寒いです。

さて、先週の木曜日は当店の定休日でしたので、大阪までお出かけしてきました。お目当ては、大阪・中之島にある国立国際美術館にて現在開催中の「ルノワール展」。

「ルノワール展」公式サイトはこちらをクリック

この展示会、我々「花キューピット」近畿ブロックが協力している関係で、こちらのポスターを花キューピットのお店でご覧になったり、割引券をもらったという方もおられるでしょう。印象派の巨匠ルノワールの、その多くは普段世界中(我が国にもかなりの数があるようですが)に散らばっている作品が、大阪にやってくるせっかくの機会だからということで、私も観に行ってきました。

ところで会場である「国立国際美術館」へのアクセスですが、大阪のど真ん中に位置するわりには、不便だなぁと感じるのは私だけでしょうか。京阪「渡辺橋」駅、地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅、阪神電車/JR環状線「福島」駅、そしてJR東西線「新福島」駅…と、最寄り駅はいろいろあるようですが、これらの駅のどこから「国立国際美術館」に向かっても、雨の日は傘が必要な距離があります。それに美術館の専用駐車場もなく、周辺は狭くて一方通行の道路が多いので、土地勘がなければマイカーもおすすめできません。

私はここを訪れるのはこれが始めてだったのですが、今回はあえて、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅から歩いて行くことにしました。道中、だいたい20〜25分くらいかかったでしょうか。この日(5/27)は曇り空で、時折吹きつけるビル風がけっこう冷たく感じられましたが、雨は降っておらず、散策するにはそれほど悪くないお天気でした。

「淀屋橋」駅から西側に広がるビジネス街(注:『でっかいビルだな〜』と上を向いてばかりいると首が疲れます)やら、その中に点在する古くて雰囲気のある建物やら、老舗らしきお店やらを見つつ、また疲れたらセンスの良さそうな(オジサン好みの)喫茶店やバーやらで足休めしつつ、中之島の美術館までの道のりをぶらぶら歩くのは楽しかったですよ。ただしビジネス街だけに、土日・祝日ですとお休みのお店が多くなるかもしれません。あと方向オンチの方は要注意。あまり狭い道には入らずに、土佐堀通りをまっすぐ西に歩いて「土佐堀1東」交差点で右に曲がって土佐堀川を渡る(筑前橋)か、いっそタクシーに乗るほうが賢明でしょう。

で、やって来た「国立国際美術館」、ガラスと鉄骨を組み上げた独特の外観にまず目がいきました。元々は現代アートの収集・展示を主目的とする美術館だけあって、建物そのものも“アート”しています。

そして、肝心の「ルノワール展」ですが、観てきた私が内容や感想を詳しく記すと、これから行かれる方にとっては興ざめになってしまうので、ここではあまり触れないことにしましょう。ただ個人的に印象に残ったことを2つほど挙げれば、まず女性の入場者がかなり多かったように感じました。ルノワールは裸婦も多く描いているにもかかわらず、優美で明るい色彩の画風は女性受けも上々のようです。それから、私にとっては少女や上で述べた裸婦などを多く描いているイメージがあったルノワールですが、花や静物、風景といった、自然をモチーフにした絵も多く残していることは意外に思いました。今回の展覧会ではそうした絵も数多くとりあげられており、私のいまの仕事(花屋です、いちおう…)でも参考になるようなアイデアを、いろいろと吸収することもできました(ホントかな??)。

この「ルノワール展」は6/27(日)まで開催しています。皆さんも初夏の過ごしやすい昼間に、のんびり大阪見物&芸術鑑賞に赴くのはいかがでしょうか。そして当店をはじめとする近畿地区の「花キューピット」加盟店へお越しいただきますと、上にも記したように本展覧会の割引券が置かれていることと思います。あぁそうそう、せっかく「花キューピット」のお店にいらしたのなら、割引券だけもらっていかずに、ちょっとだけでもお花もお買い上げくださいまし。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

2010/06/01 11:57:34

大阪にて

こんにちは。今日はこちら姫路市では一日中雨が降っていました。一雨ごとに春が近づいて…るんでしょうか。

さて、しばらくぶりの更新です。今回は、ちょっと長めのひとりごと(ぼやき)を。

今月のはじめに、用事で大阪に行ってきました。それについては、こちらをご参照ください。下の画像は、その帰りに梅田に寄り道したときに撮ったものです。ここ、梅田のどの辺りかわかりますか?

右手前の建物がJR大阪駅、その向かいが阪神デパート。中央の道路右側の奥まったところに見えるこげ茶色っぽいビルが、昨年5月に移転した大阪中央郵便局の旧庁舎です。少し以前に、解体か再利用かで話題になりました。

通勤・通学などでこの界隈をしばしば通っておられる方でしたら、もうおわかりでしょう。JR大阪駅南側の歩道橋の上、そこから西側を見た風景です。この時は夕方5時頃、仕事帰りの人々の往来で徐々に賑やかになってくる時間帯でしょうか。テレビのニュース番組などではよく、ここらへんを歩いている人をつかまえてインタビューしたりしているようです。現代の大阪を象徴するような場所、と言えるかもしれません。

私は以前から、大阪へやってくるとここで独りたたずんでボーッとするのが好きなんです。四方をビルで囲まれ、周囲ではたくさんの人、自動車、バイク。そしてわき上がってくるようなさまざまな騒音、光、匂い…さらにこの季節ですと冷たいビル風が吹き付けてきますし、夏場ならまるで蒸し器の中にでもいるような熱気に襲われます。

それでも私は、ここでこうしてひとり喧噪に包まれて立っていると、なぜだか不思議と落ち着くんです。この方角を向いてぼんやりと考えごとをしたり、缶コーヒーをちびちびと飲んだり。うーん、普段もっと静かな田舎で、自然相手の商売生活を営んでいれば、たまにこんな人工的な都会のなかでひとりになると、かえって新鮮な気分になって、日常の煩わしさから解放されるのかもしれません。休日に郊外などへ行楽にお出かけになってリフレッシュされる都会暮らしの方とは反対に。

ところでもうすぐ3月。暖かくなるにつれ、我々花屋は仕事が忙しくなってくる季節です。さてさて、これから本ブログの更新ペースを上げられるかどうか…

2010/02/26 09:47:55

長浜への旅

こんにちは。年明けからあっという間にひと月過ぎて、もう2月。どうもアップのペースが上がってきませんね〜反省…

さて私、先月末に、昨年秋にも訪れた滋賀県の長浜市まで、この時期に同市にて行われる「長浜盆梅展」を観に行ってきました。といっても前回のイベント会場は市の郊外で、今回はJR長浜駅近くの、市街中心部への旅です。

「長浜盆梅展」公式サイト

盆梅(ぼんばい。梅の盆栽のこと)の展示会としては国内最大規模であろうこの催し、実は去年に訪れる予定だったのですが、出発直前に風邪をひいてしまい、完治後もスケジュールの都合がつかずにあえなく断念。というわけで私にとっては1年越しで実現した盆梅展見学ということで、期待に胸膨らませての道中でした。

姫路から新快速(大阪を中心としたJR在来線でいちばん早い電車)に乗って約3時間弱。いや〜やっぱり長浜は遠いです。もし兵庫県方面から「私も行ってみたい!」とお思いになられている方は、読みごたえのありそうな本を1冊、それに飲み物とおやつくらいは持っていったほうがいいかも。

ところでこの日は、あいにく雨が降ったりやんだりのお天気。ただし気温はそれほど下がらず、けっこう暖かかったです。とは申せここの盆梅展は室内の展示なので、道中はともかく見学中は雨にぬれることはありません。ただし会場内では靴を脱ぎますので、寒い日に靴下が薄いと足が冷えるのではないでしょうか。

で、ここが、会場の「慶雲館」の入り口。明治19(1886)年、長浜の豪商が建造させたという、純和風の豪華な旅館のような建物です。建物内部はもちろんのこと、庭もデカくて立派。盆梅展がない時に、建物だけを一度じっくり見てみたいものです。

そしてメインの盆梅ですが、この日は1月末ということもあり、全体に花の咲きは渋く、まだ4〜5分咲きといったところ。それでも下の画像のように満開に達している鉢もいくつかあり、梅の甘い香りがすでに会場いっぱいに広がっていました。

群雀

でも私にとっては花の咲き具合はたいしたことではなく、梅の幹の太さ、大きさ、形のバリエーションの豊かさ、枝ぶりの美しさといったことに心をひかれ、盆栽(梅)のもつ奥の深さや美しさにはただただ感激。さらに展示されている盆梅は樹齢100年を超えるものも数多くあり、それらが放っている圧倒的な生命力と申しますか、とてつもないパワーのようなものがひしひしと伝わってきました。この梅たちが生きてきた年月、その間に耐えた風雪や猛暑、豪雨などにくらべれば、私のこれまでの人生も、そして今の生活も、とてもちっぽけなものだと思えてきたり。

とは申せ、梅という植物はけっこうデリケートで、実際に育ててみればいかに手間がかかるかよくわかるはず。花が終わったあと、ちょっと油断していると葉や幹にアブラムシが大発生!なんてことは序の口で、葉に白い粉のようなものが付着するうどん粉病、そしてケムシ、カイガラムシといった定番の害虫もひととおりつきます。さらに夏場は水やりはもちろん、きつい日差しに長時間さらすと葉焼けをおこすので、日よけに気を遣う必要も。詳しくはこちらのブログをご覧になってみてください。

ブログ「花咲おじさんの盆梅日記」

管理・養成担当の皆さん、本当にご苦労されていますね。お疲れさまです。

ところで当店でも昔は、オーナーである父が盆栽好きだったこともあって、松やらサツキやらいろいろと盆栽を扱ってはいたのですが、しだいにひとつ減りふたつ減りしてしまって、現在はとうとう一鉢もなくなってしまいました。愛好家のお客さまがほとんどいなくなってしまったこと、上に記したように管理に手間がかかることなどが主な理由です。

しかしながら今回こうして盆栽の素晴らしさ、凄さを目の当たりにし、自分もいつか盆栽を手がけてみたい、でもそれにはだいぶん暇とおカネがいるよなぁ、それに商売として成り立たせることができるかはなんとも言えないし、あと自分が歳とってからじゃ体力も気力もなくなってしまうし、やっぱり難しいかな…などと帰りの電車であれこれ思いをめぐらせているうち、いつの間にか深い眠りに堕ちてしまっていました。

というわけで皆様も一度、盆栽(梅)の奥深い世界に触れられてみてはいかがですか?またこの「長浜盆梅展」が行われる長浜市は、ほかにも様々な観光スポットがあり、じつに奥深い文化を持つ街です。4月中旬には、じつに400年以上の歴史があるといわれる「曳山祭り」が盛大に行われるとのこと。次はこのお祭りにあわせて訪れてみたいものですが…ウチの仕事が忙しい時期ですから、無理ですかねぇ?

2010/02/04 06:31:45

「コーヒー博物館」見学

あけましておめでとうございます。今年も皆様にお楽しみいただけるような記事を掲載できるよう精進いたしますので、どうぞよろしくお願い致します。

というわけで当店は、長い正月休みを経て昨日より営業を再開しました。7日間の休業でしたが、なんだかあっという間に過ぎてしまった感じです。欲をいえばもう2〜3日ゆっくりしていたかったですが、仕事しないと食べていけませんからね。これからまた頑張らなきゃ。

さて新年1発目のアップとなる今回は、少し前のことになってしまいましたが、先月の中旬に神戸へ行ってきた時のことを記します。

年末の休みの日、ふと「ウチはこれからしばらく忙しい時が続くし、英気を養いに美味いコーヒーでも飲みに行くか!」と急に思い立ちました。で、この日は休みで何も予定がなかったので、「ならいっちょ、時間と手間を贅沢に使って、前にタウン誌かフリーペーパーかで情報をキャッチしていたあそこへ、レッツゴー!!」と、出不精の私にしては珍しく、即決のお出かけとあいなったのでした。

姫路からJR神戸線「三宮」駅まで約40分。さらに神戸沖に浮かぶ人口島ポートアイランドの拠点をつなぐ交通システム、ポートライナーで約15分、大型北欧家具専門店「イケア」の最寄り駅でもある「南公園駅」を下車、駅北側の出口からすぐ近く、UCC上島珈琲(株)の本社ビル横に建つドーム型の建物、それが今回ご紹介する「UCCコーヒー博物館」です。

なにせこの日の午後になって急に思いついて姫路から出掛けたものですから、私が到着したのはすでに午後4時頃。5時の閉館までは1時間しかなく、少々駆け足の見学ではありましたが、コーヒーの歴史や文化、様々なエピソード、さらに製法、そしていろいろないれ方にいたるまで、コーヒーにまつわる知識をたっぷりと学ぶことができました。

ここで仕入れた知識をひとつご紹介すると、喫茶店やレストランなどのメニューに時々ある「エスプレッソ」ってありますよね。あれ、なんでああ呼ぶかご存知でしたか?語源はイタリア語でいう「急行列車(エクスプレス)」のこと。専用の機器を用いて高圧力かつ高速で抽出するさまを表現したかったようです。当然ルーツもイタリアで、19世紀前半にその原型が発明され、同国から普及していったとのこと。

そしてコーヒーについてしっかりお勉強(?)したあとは、博物館横にあるUCC直営の喫茶店へ。ついさっき見聞きしてきたコーヒーの悠久の歴史、そしてわが国から遠く離れた、世界各地にちらばるコーヒー豆の産地にしばし思いを馳せながら、いただく一杯のコーヒーは格別の味わいでございました。

…というわけでここでひとつお知らせを。当店でも、コーヒー豆の原料となる「コーヒーの木」を販売しております。

葉っぱがツヤツヤしててキレイですので、観葉植物としても定番となっています。画像の商品は高さ50〜60センチ程度。ただ、残念ながらこれらが実をつけているのをまだ見たことはありません。なんでも発芽から結実まで4年くらいかかるみたいですが…育て方は一般的な室内用観葉植物と同様です。こちらを参照

しかしながらカイガラムシには注意が必要。毎年半袖の季節にはお約束のようにつきます(リビングのような年中暖かいところですと、冬季でもつく可能性あり)から、歯ブラシはセットでご用意されることをお勧めします。

カイガラムシについて詳しくは→過去の掲載記事

2010/01/09 12:31:57

「びわ湖環境ビジネスメッセ」見学

こんにちは。今日は陽が暮れてから冷えますねー。そろそろコタツの出番…かな?

さて、一昨日は早起きして、滋賀県・長浜市まで環境に関連したビジネスをテーマにしたイベントを観に行ってきました。

滋賀へは草津や近江八幡などの南東部なら何度か訪れたことがあるのですが、長浜は初めて。会場付近の駐車場にクルマを停めて、外へ出た直後の印象は「寒い!」。うーん、彦根あたりを境に、だいぶ気温が低くなるのではないでしょうか。

で、その内容ですが、要は省エネルギーや代替エネルギー、環境浄化やゴミ処理、新しいスタイルの農業や緑化、環境保全といったことへ積極的に取り組んでいる企業や団体、学校などが見本市のような形式で個別にブースを構え、それぞれの事業や研究をアピールするというもの。また会場内ではプレゼンテーションやセミナー用のスペースも多数設けられ、興味のあるジャンルがあればそれらでさらに詳しく説明を受けることもできたりと、かなり規模の大きい充実したイベントでした。今回で12回目を数えるそうですが、滋賀県やその業界内ではかなり名の知れたイベントとして定着しているとのこと。

「びわ湖環境ビジネスメッセ」公式サイト

なにを隠そうこの私とて、現在こうして自然や環境とは無関係ではない仕事をしているわけです。ですから何か今後のビジネスにつながるようなものがあればと、それなりに気合いを入れて臨み…というわけではなく、けっこういろいろと楽しんできた次第。とはいえ、出展されていた側の方々は決して安くはない出展料を支払って、長浜まで人やモノやらをいろいろと持ち込んで参加しておられるわけで、ひとたびどこかのブース内に足を踏み入れれば、皆さんけっこう熱っぽく語ってくださり、聞いているこちらも時間を忘れて、ご説明に耳を傾けていました。

なかでも面白かったのは、三菱自動車工業(株)による、発表間もない電気自動車「i−MiEV(アイ・ミーブ)」の試乗イベント。人々の関心が高かったのか多くの試乗申し込みがあったらしく、そのためか試乗車のいくつかがガス欠ならぬ電欠(!)になってしまったそうで、予定の時間からさらに20分くらい待った末、ようやくハンドルを握ることができました。

まず驚いたのは、エンジン、ではなくてモーター音が小さい、じゃなくて無い!ということ。もし街中を歩いている時に後ろからこのクルマが近づいてきても、まず気づかないんじゃないでしょうか。もちろん運転中の室内もすごく静か。ヘタにおならでもしようものなら臭いがする前に確実にバレてしまうでしょう。それに思ったよりパワーもあります。試乗中は車内に大人の男性が3人いたのですが、発進やちょっとした登り坂でもきびきびとしていました。

ただ…気になるお値段ですが、個人の購入であればだいたい4600000円前後になるとのこと。それに家庭用コンセント(AC100V)による充電だと、フル充電まで約14時間(専用の急速充電器だと約30分)。私のような貧乏暇なし庶民にとっては、まだまだ高嶺の花のようです。

今回のイベント全体を見渡してみて、目立ったテーマとしては「廃棄物のリサイクルと高精度の処理技術」「LED(発光ダイオード)の定着とさらなる応用」「緑化システム」あたりではなかったかと思います。そして強く感じたのは、こうした環境・エコビジネスというのは、様々なアイデアと技術の組み合わせや連携が非常に重要で、大企業がそれまでしてきたような利益第一・ローコストの考え方やシェア競争、その結果としての寡占や独占などをしていては決して発展、進化していかないということ。加えて私たちひとりひとりも環境に対する問題意識を持ち、知識や技術を共有することがなにより大切ですね。

そうそう、例えば皆さんは家庭で使わなくなったパソコンをどうやって回収してもらうか知っていますか?まず最初に、そのパソコンのメーカーに問い合わせしなくてはなりません(販売店ではなく)。その後、メーカーから郵送伝票が送られてくるので、それをパソコンを梱包した箱(袋)に貼って、最寄りの郵便局に持ち込むか、郵便局に引き取りを依頼する…という手順になるそうです。いかがでしょう、“郵便局を通じて”、ということはご存知でしたか?詳しくは↓

一般社団法人パソコン3R推進協会

2009/10/24 01:56:59


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